高濃度の焼却灰問題で森田知事へ緊急要望
東京電力福島第1原発の事故に伴う放射能汚染に関連し、各地のごみの焼却施設から出る焼却灰の中から高濃度の放射性物質が検出されている問題で、私は8月31日、松戸、柏、流山、我孫子の4市長らと一緒に、県庁に森田健作知事を訪ね、放射性物質を含む焼却灰について、最終処分の際の一時保管場所等の緊急要望を行いました。
ごみ焼却場から出る高濃度の焼却灰の処分については、国から一時保管の基準等が示されたものの、8000ベクレル/kg以下であっても、委託先の最終処分場でさらに厳しい独自基準を設定する動きも出ています。そこで一時保管場所の確保について、県は早急に調査・検討し、県内に保管場所を確保するよう求める緊急要望を行ったわけです。
合わせて、焼却灰の処理についても、国の責任を明確にし、速やかに対応策を講じるよう国へ要望することなどを求めました。
また、8月27日にはウェルネス柏で、東葛6市の首長と6市選出の自民党県議団で構成する東葛地区行政懇談会が開かれ、柏市からは県に対し、沼南町と合併した後の「新柏市建設計画」に基づき、県道の整備促進として(1)柏都市計画道路(2)主要地方道市川柏線(3)一般県道柏印西線(4)同白井流山線への重点的な予算配分などが提案されました。
私は、この件に関し、千葉県も厳しい財政状況の中ですが、柏市からの要望のうち、特に「柏都市計画道路3.3.2号箕輪青葉台線」については、地元からも要望されており事業効果も大きいことから、早期の実施を強く要望しました。
これに対し、県土整備部からは箕輪青葉台線の未整備区間については、現在整備中の区間が概ね完成の見込みが立ったことから、その先の区間について平成25年度の事業化に向けて手続きを進めていく考えが示されました。また、主要地方道市川柏線の柏市関場地先では、平成17年度から歩道整備に着手し、22年度までに延長約164メートルの整備が進められてきましたが、今年度も用地取得と60メートルの整備を継続して行う予定が明らかにされましたので、懇談会の席上で発表いたしました。
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