国道16号バイパスの必要性を訴え!
ゴールデンウイークが始まりましたが、皆さんはもうどこかへお出かけでしょうか。それとも、これから計画しているのでしょうか。現代は車社会ですので、観光地はきっとどこも大渋滞が発生しているものと思います。
私の地元の柏市や東葛飾地域も、慢性的な交通渋滞が大きな課題になっています。特に、国道16号沿線地域では、つくばエクスプレスの開業や千葉ニュータウン事業・土地区画整理事業などのプロジェクトが進められ、新たな土地利用の展開で、一層の交通量の増加が見込まれているところです。
そこで、2月県議会の県土整備常任委員会で、私は、国道16号の交通渋滞の状況と、その解決を図る道路政策の基本と位置づけられている東葛飾地域における国道16号千葉柏道路(バイパス)などの渋滞対策への取り組み状況をただしました。
これに対し、県当局は(1)国は現在、現道対策の短期的な取り組みと中期的な対策案を検討中(2)千葉柏道路の概略計画案の策定に向けて調査検討中(3)県としては、国が行なう現道対策及び千葉柏道路の概略計画案の取りまとめに協力していく―との考えを説明しました。
しかし、現道の柏市呼塚から大島田地先間の交通量は、1日約5万4千台を超え、交通混雑度は1.25と高い数値を示しています。私は、東葛飾地域の渋滞緩和を図ることこそ、さらなる柏市の活性化を図り、活力ある地域づくり実現のためにも、国道16号バイパスが必要だと強く訴えています。