県内の観光客数の動向

6月定例県議会はただ今、開会中です。6月13日に開会し、7月6日まで開かれます。6月議会に森田知事から提案されている議案は19件、報告15件です。主な議案の一つとして、埼玉県の三郷市と本県の流山市を結ぶ(仮称)三郷流山橋の有料化などが挙げられます。また、閉会日には慣例として、正副議長の改選が行われる予定です。

私の今回の県政報告は、県内への観光客の入り込み状況についてお話します。統計調査ですので、少し古いと思われるかも知れませんが、平成28年の調査によると、県内への観光客は延べ約1億7765万人とされ、対前年比で約400万人の増加となりました。また、県内の宿泊施設に泊った宿泊客数は、延べ約1738万人で、対前年比で17万人減少したものの、外国人は約16万人増加したという結果を示しています。

地域別にみると、東葛飾地域が約5890万人で最も多く、次いで千葉地域、君津地域、印旛地域、安房地域などの順です。この理由は、観光客の多かった施設別でみると明らかで、1位は東京ディズニーランドの3千万人、成田新勝寺の1100万人、海ほたるパーキングエリアの770万人、幕張メッセの625万人などの順です。

また、今年のゴールデンウイークにおける観光客の県内入り込み状況については、県観光企画課が調べたところでは、観光・リクリエーション施設での入り込み客数は対前年比0・1%の微増でしたが、宿泊客数は同じく2・6%の増加でした。これは連休の曜日の並びによるもので毎年、多少の変化は生じます。

わが党では、「観光立県ちば」を県政の重要な政策目標の一つに掲げており、引き続き観光振興に力を入れ、県民生活の豊かさにつなげていく考えです。