柏市の地域経済牽引事業とは
楽しみにしていたサクラも、早くも満開を過ぎ、川面にサクラの花びらが浮かんで流れる「花いかだ」の風情が味わえる季節に変わりました。新学期を迎え、ピカピカの小学1年生ももうすぐ登校するようになります。日本の四季は、本当に素晴らしいと思います。
私の県議会活動は、3月15日に2月議会が閉会し、今は一休みといったところです。そこで、今回の私の県政報告は、柏市の「地域経済牽引事業計画」についてお話したいと思います。
これは、国が制定した「地域未来投資促進法」という法律に基づいて事業化されるもので、法律の狙いは、地域の特性を生かして高付加価値を創出し、地域に経済波及効果をもたらそうというものです。地域経済の成長・発展を目指した事業です。
国の方針に基づき、市町村及び県が基本計画を策定し、国が承認・支援するもので、このほど同事業の千葉県第1号に、柏市のフラー株式会社の事業計画が県から承認を受けました。
同社の地域経済牽引事業は、自社のアプリケーション分析システムを活用し、訪日外国人観光客の行動を分析することで、訪日外国人向けの新たなサービスを創出し、地域経済の活性化に役立てようという計画です。
今、日本は空前のインバウンドブームです。外国人観光客数はうなぎ上りに増加を続けています。訪日外国人観光客の嗜好に合った情報を自動配信することで、市内の観光地や特産品販売などへの経済波及効果を目指すものです。
なお、6月県議会は、6月13日から開会予定です。また詳しくご報告するつもりです。